【女子ひとり旅】済州島(チェジュ島)でのバスの乗り方&便利アプリの紹介!
こんにちは、ひとり旅大好きアラサーのSayuriです。
わたしは2019年12月に3泊4日チェジュ島ひとり旅をしてきました。
チェジュ島には鉄道が無いため、移動は主にタクシーかバスになりますが、わたしは滞在中の移動は全てバスにしました。
韓国の交通料金は日本の3分の1と言われるほどめちゃくちゃ安いです。バスは基本的にどこまで乗っても約120円ですし、タクシーだと1日チャーターしても約1万円(日本だと3時間で1万円)です。
タクシーを使っても日本よりは断然費用はかからないですが、それでもやはりバスに比べたら圧倒的に高いです。
わたしの場合ですが、3泊4日のバス費用は13000ウォン程(約1300円)でした。
日本では考えられない安さです。3分の1の安さは本当だと確信しました。
またバスは現地の人たちが使う身近な乗り物なので、乗っているだけでいろんな人たちを見れたり会話が聞こえたり…そんな空間にいるだけでも楽しいです。そして車高が高い分、広く街を見渡せるのも魅力の一つです。
とは言っても異国の地でのバス移動はよく分からないし、怖い!と思いますよね。
わたしも行く前は相当不安でめちゃくちゃ調べました。
そして初めてチェジュ島でバスに乗ったときは心臓どきどきでしたが、乗って行くうちに慣れてきたのと、やはり日本とは違うバス文化のポイントがいくつかあるので今回ご紹介していきたいと思います。
韓国のバスの種類
市内を走るバスには色分けがされており、色によって役割が違います。
乗るのは主にこの3種類です。
- 緑バス…巡回バス(近距離)
- 青バス…幹線バス(中距離)
- 赤バス…急行バス(遠距離)
となっています。
赤バス=急行とだけ何となく覚えておけば大丈夫かと思います。
バスの利用はT-moneyカードがオススメ
T-moneyカードを使うメリットは、
- 現金で払うよりも少し安くなる(現金:1200W → T-money:1150W)
- 40分以内であれば乗り継ぎ無料(2回までOK)
という現金を使うよりも安くなる利点があるので、バス旅を考えている方は絶対に買った方が良いです。
チェジュ島でT-moneyカードを買うには
基本的にはコンビニで購入可能です。
(ソウルだとT-moneyカード発行機が置いてあるみたいですが、チェジュ島には無さそうでした。)
済州国際空港に到着したら3Fへ上がり、GATE4付近にあるセブンイレブンで購入できます。
わたしが行ったときは店頭にT-moneyカードが置いていなかったため、店員さんに直接
티머니카드 있어요?
(T-moneyカードありますか?)
と聞きました。
있어요?は韓国語で「ありますか?」という意味です。
T-moneyカードは"ティーマネーカード"と言わず、"ティモニカドゥ"と言います。(韓国には長音の発音はないため)
するとレジ後ろの棚から出してくれました。
カードの本体は400Wでした。
そのままチャージするときは、
좀 충전해 주세요.
(充電(チャージ)してください。)
と言ってお金を店員さんに渡します。
韓国ではチャージのことは”충전(充電)”と表現します。
충전해 주세요だけでも良いですが、その前に「좀」と付けると柔らかい言い方になります。「좀」の意味は「ちょっと」ですが、クッション言葉として使われるそうです。日本と同じですね。
あと韓国では「チャージ」は禁句なので使わない方が良いです(気になる方は「チャージ 韓国語」などで調べて見てください。)
韓国語を使うのが自信がないという方は、簡単な英語でも十分伝わりますが、ここでも「charge」と言うよりは「load up」「refill」を使うことをオススメします。
チャージする金額は20000Wあれば十分ですが、心配な方は30000W入れておけば大丈夫かと思います。
※注意
カード本体はクレジットカードでも支払いできますが、チャージする際は現金のみとなります。
レジでテンパらないように、カード本体分とチャージ分の現金をあらかじめ用意して店員さんに渡した方がスムーズです。(超テンパってあたふたした奴←)
例:本体400ウォン+チャージ30000ウォン=34000ウォンを店員さんに渡す。
バスの乗り方
バスの乗り降りは日本とほぼ同じです。
バスに乗るときは、
・乗降口が2つある場合…前から乗って後ろから降ります。
・乗降口が1つの場合…前から乗って前から降ります。
乗るときは絶対前からと言うのを覚えておけばOKです。
料金は前払い制となります。
・現金の場合…前払い(1200W ※急行バスは3000W)
・T-moneyカードの場合…乗るときと降りるときに機械にタッチする。
日本のバスと同様に車内に電光掲示板が設置されており、直近の停留所など表示してくれます。
電光掲示板は車内の一番前に設置されているので、不安な方はぜひ前の方の席に座ることをオススメします。
降りるときは日本と同じでピンポンして降ります。
バスを利用する際の注意ポイント
ここからはバスに乗り降りする際の注意ポイントについてまとめました。
基本的に、韓国のバスは日本と真逆と思っておいた方が良いです。
POINT1 時刻表はほぼ存在しない
日本では当たり前な時刻表、しかし韓国ではほぼ存在しないのも同然なものです。
それは日本と違って定刻通りという概念がないからです。
韓国のバスはとにかくスピードが速く、また停留所に人がいなかったらそのままスルーします。なので、定刻に合わせてバスが来るのではなく、バスに合わせて乗るという感覚です。
そのため、各バス停に電光掲示板が設置してあり、◯番のバスがあと◯分で到着するのかが一覧で見れたり、アナウンスが流れたりします。
それでも初めて乗る人にとっては難易度が超高いので、乗りたいバスがあとどれくらいで来るのかが一発で分かる「Kakao Map」のアプリをあらかじめ入れておくのがオススメです。
KakapMapの使い方については後半に載せていますので、ぜひチェックしてみてください♫
いや今すぐ確認したい → 「KakaoMapの使い方」へ飛ぶ
POINT2 乗る意思表示をしないと通り過ぎられる。
日本では停留所に人がいたら必ず停まってくれますが、韓国のバスは停留所にいるだけでは通り過ぎられる場合があります。
バスが来たら必ず、停留所の真横の位置で待機したり、もしくは手を挙げて「わたし乗りますよ」とアピールをしなければ運転手さんに「乗らない」と認識されて普通に通り過ぎられてしまいます。
またバス停に一気に2〜3台来ることもありますが、その時も待たずに自ら乗るバスに走って行かないと置いてかれる場合があるので注意です。
POINT3 韓国のバスはめちゃくちゃ運転荒い
とにかく「運転が荒い」で有名な韓国のバス。まるでアトラクションに乗ってるかのようなスピードでした。(1時間乗ったら足がガクガクした。)
また日本のように乗客が座ったら出発するとかはなく、バスに乗ったら急発進するのが普通です。
なので、バスに乗ったらすぐに席に座ったり、バス内を移動するときはしっかりとつり革や手すりに掴まるようにしましょう。
POINT4 飲み物の持ち込みは禁止
ペットボトルのようなキャップ式のものは大丈夫そうですが、カフェでテイクアウトしたコーヒーなどの中が飛び散る可能性のある飲み物はアウトです。
先ほどにも挙げましたがとにかく韓国のバスは運転が荒いので、テイクアウトのコーヒーや缶などの場合、走行中に中のものが飛び散る可能性が大いにあるからです。
カフェ大国の韓国なので、カフェ巡りしてコーヒーテイクアウトしてそのままバスに…とついやりがちになってしまいますが、バスの運転手さんに乗車拒否されてしまうので注意しましょう!
POINT5 降りる際のアナウンスに注意
日本と同様に次に停まるバス停をアナウンスしてくれます。
が!しかし、ここで注意していただきたいのは
日本の場合「次」に停まるバス停のみアナウンスしますが
韓国の場合「次」と「その次」に止まる停留所2カ所がアナウンスされるのです。
アナウンスはこのようにされます。
이번 정류소는 ◯◯◯입니다.(次の停留所は◯◯です。)
다음 정류소는 ◯◯◯입니다.(その次の停留所は◯◯です。)
なので、다음 〜の方を聞いてピンポンして降りたら実は一つ前だった!ということがないように注意してください;;(経験者)
POINT6 降りるときは1駅前から準備を。
日本ではバスが停車したら降りる準備をしますが、韓国の場合は1駅前から降りる準備を始めます。
⑴降りるバス停のアナウンスが流れたらピンポン押し
⑵そのまま降車口へ移動し待機(運転荒いので本気で注意)
⑶バスが停車する前にあらかじめカードタッチしておく
⑷停留所でドアが開いた瞬間に降りる
このような流れになります。
日本とは逆でイメージつかないかもしれませんが、ぜひ現地の方の降車の仕方を見ながら真似して見てください^^
バスを使うときは「Kakao Map(카카오맵)」が超便利!
それでも時刻表も分からないし、自分が乗るバスもよく分からない!どこで降りるのかも不安!
そんな悩みを一発で解消してくれるのがKakao Map(カカオマップ)です。
わたしはこのアプリがなかったら絶対バスに乗れなかったし、迷子になっていたであろうと言う神アプリなのでぜひ入れとくことをオススメします。
カカオマップの良い点は、
- バスが今どこを走っているのかリアルタイムで分かる(これが本気でスゴい)
- 行きたい場所をお気に入り登録できて、検索したい時に便利
- 360°ビュー機能があり、事前に周囲の雰囲気を確認できる。(これでよく散歩してた)
- 周辺のお店情報も表示してくれる。
と言う点です。もっとありますが、GoogleMapよりも使い勝手が良いと感じます。
しかし!注意としては、対応言語がハングルかenglishのみになっているので、日本語じゃないと分からない!て方はこちらのNEVER MAPの方をオススメします。
逆にハングルだったら読める、韓国語勉強中の方はぜひKakao Mapの方でチャレンジしてみてほしいです!
Kakao Mapの使い方
KakaoMapの使い方を簡単にご説明します。
右上にあるこのアイコンをタップすると、経路検索ができます。
▼From、Toを入力すると、その下に経路の候補が一覧で表示されます。
あとどれくらいでバスが到着するのか表示してくれるのですごく分かりやすいです。
▼経路を選択すると、詳細画面が表示されます。
▼Walk to〜のところをタップすると現在地(目的地)⇄バス停の道順が表示されるので方向音痴な人にも安心!
▼さらに「Arrival」ボタンをタップし、自分が乗るバスを選択するとそのバスの現在地がリアルタイムで分かります。(バスのアイコンが近づいてくるのが面白くて待っているのも楽しい笑)
<おまけ>
設定を変えるとマップ上にバスが表示される
マップ右下にあるMapの設定アイコンから現在走っているバスを表示させることができます。(拡大するとちゃんと動いてる笑)
バスの色もちゃんと区別されていて分かりやすいです。
▼拡大するとバスの番号も表示されます。
360°ビュー
GoogleMapのようなストリートビュー、360°ビューも見ることができます。
(▼今回行きたかったけど行けなかったスイス村)
お気に入り登録
行きたい場所を事前にお気に入り登録ができるので、現地で移動するときにすぐに調べられたりしてすごく便利です。
色別で登録できるので、私の場合はホテル・飲食店・観光地で色を分けました。ごちゃごちゃにならないのでオススメです。
韓国へ旅行される際はぜひ試してみてください♫