アラサー女の旅と暮らし

静岡に住むアラサー(女)による旅と日常の記録

梅の名所『熱海梅園』で思いっきり自然を楽しむ休日

こんにちは、Sayuriです。
先日、日本で最も早咲きの梅が見られる『熱海梅園へ行ってきました!

行った時期は2月下旬ごろで、見頃は若干過ぎているようでしたが、園内に広がる梅の香りとともに一足先に春を感じました♪

園内はとても広く、のんびりお散歩するにはうってつけの場所です。

 

熱海梅園とは

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 日本一早咲きの梅が見られる熱海梅園は、なんと11月下旬〜12月上旬に第1号の梅の花が咲き始めます。
そこから早咲き→中咲き→遅咲きの順に開花していき、全体的な見頃を迎えるのは2月中旬ごろ

例年1月〜3月には「梅まつり」が開催され、期間中は足湯や出店、大道芸などのイベントも催されます。 

 

入園料

※「梅まつり」期間中のみ有料(それ以外の期間は無料開放)

・一般300円

熱海市民、熱海市内宿泊者(証明できるもの持参)100円

・団体(11名以上)200円

 

アクセス

●JR熱海駅より

・徒歩…約30分

・バス…「相の原団地行き」約15分→「梅園」下車

・電車…伊東線乗り換え「来宮駅」下車→徒歩10分

●駐車場※梅まつり期間中のみ…普通車:600円

 

 園内を散策しよう♪

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およそ4.4haもある広い園内には、60品種・469本もの梅の木が植えられています。(2020年時)
また梅だけでなく、楓や松、その他さまざまな植物が園内に多く植えられており、歩いているだけでも鑑賞を楽しめます♪

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▲園内で見つけたお花

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▲しだれ梅

 

梅見の滝

園内奥にある3本に連なった人口滝。
滝の後ろには洞窟のような通路が設けられていて、そこから流れ落ちる滝とその奥に広がる景色を鑑賞することができます。

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▼人口的とはいえ、洞窟の中はかなり狭くて薄暗く、ごつごつした岩の感じが本格的。

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▼洞窟内、滝のところは窓のようにぽっかり空いて、そこから景色を覗くことができます。水しぶきが幻想的です。

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梅園五橋

熱海梅園には初川という川が流れていて、そこに架かった5つの橋を梅園五橋と呼ばれています。
どの橋も風情があり、そこから見える景色も絶景です♪

▼「香浮(こうふ)橋」から見た景色

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韓国庭園

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なんと園内に「韓国庭園」があるではないですか!
韓国ドラマ好きなわたしとしてはすごく嬉しいけど、熱海梅園に一体なぜ?と気になりました。

この庭園ができたきっかけは、2000年に熱海で行われた日韓首脳会談の時のことです。
会談の翌日に、両首脳が熱海梅園を訪れたそうですね。
そこで日韓友好の絆を深めたことを記念し、韓国庭園をつくることになったそうです。

この庭園は朝鮮時代(およそ400年前)の暮らしを再現したもので、
当時の建築手法など取り入れたり、材料を現地から取り寄せたりして本格的につくられたそうです。

 

中山晋平記念館

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明治から昭和にかけて、「シャボン玉」「てるてる坊主」など今でも知られる数多くの童謡や民謡を生み出した作曲家・中山晋平さんの記念館です。

館内には実際に作曲に使っていたピアノや手書きの楽譜などが展示されています。

こちらの記念館は、晩年熱海で過ごしていた中山晋平のお家(別荘)を移築した建物となっています。

第二次世界大戦が激しくなったのを機に、東京から熱海の別荘へ移住、その後亡くなるまで過ごしていたそうです。

そのため昔ながらの木造建築に懐かしさを感じることができます。

梅の季節だけではない熱海梅園の魅力

熱海梅園は、日本一早咲きの梅だけでなく、日本一遅い紅葉も楽しむことができます。

「梅まつり」同様に、紅葉の見頃期間中にも「もみじまつり」が開催され、足湯やイベントなどの催しも行われます。

また6月の初夏にはホタルの鑑賞もできるということで、年中自然に触れあうことができる公園なんですね。

 

周辺の見どころ

糸川遊歩道

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 日本一早い梅が見られる『熱海梅園』に続き、こちらの糸川遊歩道では日本一早い桜『あたみ桜』を見ることができます。

濃いピンク色が特徴のあたみ桜が開花するのはなんと1月上旬で、実は河津桜よりも早いんです。

満開の見頃を迎えるのは例年1月の終わり〜2月の頭のようで、私が行った2月下旬にはもうほとんど新緑になっていました。

あたみ桜を見れなかったのは残念でしたが、綺麗な新緑、川のせせらぎがとても心地よく、ゆったりとした時間を過ごせます。

f:id:rinto_blog:20210308214313j:plain▲まだわずかに残っていた「あたみ桜」、濃いピンクがとても可愛いですね。満開だったらすごく綺麗だったんだろうなぁ。来年にリベンジです。

 

goo.gl

 

 散策後のおともに〜石舟庵『塩豆大福』〜

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帰り道にふらっと立ち寄った石舟庵(せきしゅうあん)さん。こちらは伊豆を中心に展開しているお菓子屋さんで、素材にこだわったお菓子を提供しています。

わたしは店舗に入って一番に目についた『塩豆大福』を頂きました。

こちらの塩豆大福、あずきは北海道十勝産「エリモショウズ」という品種を使用しているそうで、甘すぎず口当たりの良い餡で素材そのままの美味しさを味わえます。

食感のアクセントになっている赤えんどう豆も、しっかりと豆の味を感じます♪

餡を包むお餅は、最高峰のもち米とされる「滋賀羽二重」を使用しているそうで、もちもち柔らかでほのかな甘みが口に広がります。

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ずっしりしているように見えますが、食べると意外とあっさりして、2個ぺろりと食べちゃいました。

熱海や伊豆方面に行ったときはぜひ、ご賞味ください♪