【女ひとり旅】修禅寺〜奥の院を散策
こんにちは、Sayuriです♪
今回ご紹介する場所は「修禅寺 奥の院」です!
「修禅寺」はすごく有名ですが、「奥の院」は全然知られていないみたいなんですよね。
かく言うわたしも「奥の院」を発見したのはGoogleMap上で散策をしているときでした(笑)
好奇心オバケなので「奥の院なんてあるの!?行きたい!!」って思ったけど、なにしろ観光地の修善寺温泉街から5km離れていてめちゃくちゃ遠い!
バスも通ってない、タクシーは高い、車はペーパー、、
でも、行きたい!
と言うことで、歩いて行ってきました〜
頑張って歩いたのと、道中の景色がすごく綺麗だったのでご紹介したいと思います♪
修禅寺 奥の院とは
- 奥の院は18歳の弘法大師が修行したところと言われている。
- ここには馳籠(かりごめ)の窟(いわや)という岩洞があり、阿吽の滝と呼ばれる滝が懸かっている。
- 滝の横には弘法大師降魔壇という修行石がある。
- ここには魔物がよく出没し、修行の妨げとなっていたため、弘法大師が魔物を窟に閉じ込めたと言われている。
修禅寺から奥の院までの行き方
修禅寺から奥の院まではおよそ5km、徒歩で1時間10分ほどかかります。
ちなみにバスは通ってないためご注意を。
わたしは徒歩で行きましたが、行きは見知らぬ道を歩く不安もあったせいか、1時間半弱くらいかかりました。
サイクリングやバイクで行くのも気持ち良さそうですね♪
いろは道
修禅寺〜奥の院へは「いろは道」を歩いていきます。
いろは道には、弘法大師が作ったとされる「いろは歌」の文字を刻んだ石碑が、奥の院までの道沿いに建てられています。
奥の院まで歩いていこう
温泉街から15分ほど歩いていくと、人通りも車通りもないだだっ広い道路に出てきました。
民家はぽつぽつとあるものの、本当に人の気配がなく歩いていて少し心配になりました;
どんどん山の方へ歩いていくと広大な景色が広がり、自然の迫力に圧倒。
さらに歩き続け、小川が見えたらやっと中間地点くらい。
疲れたけど水の音にとても癒されます。
あと半分、がんばるぞ〜
ここら辺から急に空気がひんやり冷たくなりました。
奥に行くにつれて洗練されたような、澄んだ空気を感じます♪
奥の院に到着
温泉街から歩いて約1時間半弱、やっと到着!
道中、人と全くすれ違わなかったため、本当にこの道で合っているか少し不安でしたが、無事に到着できてまずはひと安心♪
わたしが到着したときには、1組のご夫婦が参拝から帰るところだったので、わたしが参拝するときには誰もいませんでした。
温泉街の修禅寺には人がたくさんいたのに、奥の院はあまり知られていないんだなぁと実感。なんだかもったいない…
でもゆっくり参拝できるのは本当にありがたいです♪
まずは本堂で参拝します。
入り口からそうだけど、緑が本当にたくさんあって癒されます。
馳籠の窟・阿吽の滝
参拝を済ませたあと、入り口に向かって左手にある階段を上っていきます。
この階段の上には、弘法大師(空海)が修行したと言われている「阿吽の滝」があります。
階段を上ると、目の前にはこのような景色が広がっていました。
左右にはごつごつと突き出た岩壁、これが馳籠の窟でしょうか。
目の前で見ると、迫力がすごく圧倒されます。
ここに魔物が封じ込められているんですねー
最初は「魔物」とかおとぎ話でしょ、と思っていたんですが、
実際見ると岩の威圧感といい、その下にある石仏たちや、降魔壇と書かれた石を見るとビビりなわたしはちょっと怖くなりました^^;
そして、岩壁のあいだを流れている「阿吽の滝」
滝の下には修行をしている弘法大師の石像があります。
滝から出るマイナスイオンのおかげか、すごく空気が冷たくて清々しい気持ちになりました。
最初はちょっと怖いと思っていたんですが、水の音や澄んだ空気に浸っているうちにだんだん怖さもなくなり、心が落ち着いてきました♪
あとここにいると、周りの雑音が全くしないんですよね!
立地的に奥の奥にあるからか、人もいないからか、本当に「しーん」としています。
人が多い場所だと、声や環境音や、周りの人に気を使うなど落ち着かないことが多いですが、ここはただただ無心になれる場所だなーと思いました。
なんだかんだ10分くらいボケーっといた気がします(笑)
階段を降りるときも、緑に囲まれた境内を見渡すことができるので、ぜひ隅々まで堪能してみてください♪
帰り道もこの広大な景色を見渡しながら歩き、1人でこんなに堪能して本当に贅沢なひとときだなぁとしみじみ幸せを噛みしめながら帰りました♪
奥の院、修善寺来たらまた絶対に行こうと思える素敵な場所でした。
あまり知られてないのがもったいないくらい…(そのおかげでゆっくり参拝できたんですが)
心を落ち着かせたい、スッキリしたいというときにぜひ来ていただきたい場所です♪
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それではまた〜